錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

銭にもならぬ芝居をやるのはこちらの勝手? んならなんのため?

本日はもともとの(変更する前の)公演予定日だった。
やるはずだった場所で開場予定時刻から開演予定時刻まで立っている。
やや小雨、、、。
ありがたいことに誰も来なかった。
なのに少しさびしくもあり、けど、実際誰か来たら、平謝りするしかなく、あるいは知人だったらそのまま酒をおごらされていただろう。ま、そうだ。
明日も昼と夜、その時間に立っていようと思う。


来ないでねー、、、。
そして、5月の6日か7日に来てねー、、、。


朝から「引っ越し」をする。
すごい風。
幌付きトラックにしてよかった。
いつもでない場所に立つことはそれはそれとしてかなり新鮮だと再確認。
仕込みの練習にもなったかもね。
移動して設営したことで、テントで旅をしていたころを思い出した、、、。


ところで、仕事がらみでやりとりしたメールに、つい(あまり関係ないのに)こんなことを書いた。


銭にも(なんにも)ならぬ芝居をやるのはこちらの勝手。仕事は仕事、というのは了解しているんですが、どんなふうにして生きるのか、と考えたときに、この程度の状態がキープできないことを思うとクラクラします。
というか、俺以上にほかのメンバーは仕事と芝居で苦労してるのが実状。
仕事くらいどうにかしろよ、と、いつも思ってるんだけど、俺でさえこれですからね。
景気も含めた社会構造の問題なのか、労働環境の問題なのか、芝居でそれなりの社会的認知を得られない(得ようとしてない)のが問題なのか、、、。


銭の話を他の芝居屋さんとすると「客を入れろ」か「基金に申請しろ」と言われる。
むー。


「なんで舞台に立つのか」というネタでずっと話してきた今回のMSA会議。
最近また知人が入院したという話も含めて、いろいろと銭のことが気になる昨今。


自分の楽しみのためになんかだったら芝居なんぞやらねーよ、という思いは強く、また変わらず、なんだけど、その立ち位置は、、、。
むー、なこの頃です。