錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

錦鯉タッタ公演情報。

久々にアップします。
御来場・御参加、切にお待ちしています。

ベルトルト・ブレヒト『処置』から考える」
2012年4月15日(日)
午後3時〜
会場・スペースカンバス
御茶ノ水より徒歩5分)
料金・2000円
地図など詳細情報は以下。
http://kaitaisha-kyorakukei.juno.bindsite.jp/nishikigoitatta.html

出演
岩崎健太・藤島かずみ・山田 零

トーク協力
タグタス(梅原宏司・佐々木克己・清水信臣)
鴻英良・高橋宏幸
ほか多数

昨年2月、タグタスのプロジェクト「虐殺と演劇」の一貫としてやった「上演+トーク」の企画をさらに密度を深く、さらなる展開を求め、おこないます。ブレヒトの「処置」の上演に加え、錦鯉タッタの役者による労働をテコとしてオリジナルのソロシーン、さらに飲みも入れてのトークライブも加熱させるつもりです。
この上演はスペースカンバスの閉館企画です。
お待ちしております。

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【カンバス閉館記念イベント】4月15日(日) 15:00 開演
劇団 錦鯉タッタ 2012春 連続行動
ベルトルト・ブレヒト『処置』から考える[パフォーマンス+トークバトル]
2012年4月15日(日) 15:00 〜
※開場は開演の15分前、受付開始は1時間前です。
会場:FreeSpace CANVAS 
〒113-0034 東京都文京区湯島2-4-8-B1F
JR・東京メトロお茶の水駅」より徒歩5分
料金:2.000円 (前売・当日)
予約・問い合わせ
nishikigoi.tatta@gmail.com

【主催】劇団 錦鯉タッタ
【共催】劇団 解体社
【協力】FreeSpace CANVAS
新小岩ZAZA
Trans Avant-Garde Theatre Association

『処置』は、ソ連の革命工作員たちが同志であるひとりの若者を粛正したことの判断・是非を全体(党)に求める、という物語。舞台は「満州国」建国前の中国東北地方。それは現在のわれわれとは遠いところにある。だが、果たしてそうか。個人と全体のどちらが尊重されるべきかという観点からすれば『処置』的問題は喫緊の現在だろう。たとえば、米軍基地や原子力発電所、ガレキのこともある。そしてなにより『処置』は労働組合(解放行動の拠点)をつくろうとして失敗する話、これはわれわれにとって耳の痛い分野だ。
今回は『処置』のダイジェスト的上演のなかに「労働」についてのパフォーマンスをプラスする。さらに、TAGTASの協力とを得て、トークバトル(意見交換)的時間も用意する。トータルとしては「セミナー/ショー」的なものと考えてもらうとわかりやすいかもしれない。
世界基準では社会変革への行動はビビッドな現実であり続けている。そしてこの日本でも生きにくいと感じている人間は少なくない、はずだ。
多種多様の方の参集を期待する。