錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

あー、何年ぶり?、、の更新。

8月12日(火)19時より、
駒込・未生文庫(東京都豊島区駒込3-3-4)にて、
「TAGTAS/FORUM ―条件なき大学―」の2014年・第1期、
「PC(ポリティカル・コレクトネス)をめぐって」で発表します。
乞・参集。
http://tagtas.com

「あるいは、演劇は「間違い=嘘=偽」とともにあるのではないのか。」

PCとは正義・正しさをめぐる問題意識・行為である。演劇は正義を(幸福を)求めながら、それが叶わぬ事態=悲喜劇をめぐる表象だ。加えて、演劇では役を演じる場合も、本人そのものの現前を試みる場合でも、基本的に舞台上にあるものは嘘=偽である。また上演において、意味的に革命的であろうとしても、実際に革命的であるとは限らない。むしろ逆の場合が多々、ある。
人に他人の心はわからない。だが、演劇という嘘=偽において、それは可能だ。人は他人に(死体や宇宙人に、あるいは本当の自分自身に)なることができる。しかし、それは構造上可能なだけであり、実際には決して不可能である。ネットや本などで得る知識が非知識でしかありえないように。人は他人の死を死ねない。
今回のフォーラムでは「悪・間違い」と「幸せ・リア充」をめぐろうと思う。そして「演劇的アプローチ」を試みる。「百年の大逆/ヤ族」リターンズ。