錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

劇団もしもしガシャーンの『生まれ晒し』。せまさと深さ。

クリスマスイブ。


新宿のタイニイアリスに、劇団もしもしガシャーンの『生まれ晒し』を見にいく。
行く前に飯を食おうとガラガラの店に入り、20分ほどするとみるみるうちに客席はいっぱいになっていた。さすが、イブ、新宿。


急ぎ、歩き、見る。
2人芝居。卓袱台芝居。でも、ドタバタ芝居。
これも余裕ないからコメントせずに、、、といきたいけど、少しだけ。(あー、余裕ない、と言い続けて、そんなのが長すぎるー。)
ホントに少しだけ。
途中くどいと感じるところはあるんだけど、総体として、いい。
演出してはいいと思わなかったんだけど、ラストの前に客席を含めた舞台全体で(卓袱台芝居の枠組を崩して)とっくみあいをするところはいい。
あれ(とっくみあい)、なかなかできない。


そのあと、中野に芝居にいくという劇場で会った2人とともに(俺は昨夜、見てる)新宿の焼鳥屋で飲む。
総じて、2人も好評。
全体としてセンスいいよね、みたいな話になる。
思い出した。その場で「でも少しせまい気がする。ま、せまさが命のグループなんだろうけど」と言ったはずだ。自分たちにも通じる「せまさ」について、なにか思ったんだと思う。まあ、彼らの「せまさ」とわれわれの「せまさ」はずいぶんとちがうんだけれども。


チラシを見ると、この芝居で2007年いろいろ回ると書いてある。
おー、がむばってくりー。
俺らもやりたいやりたいと思ってるんだけど、、、。
(われわれはモノをかなり使うからなー。)


中野に向かう2人と別れ、イブの雰囲気が増した東口のさくらやで買い物する。最近、人混みに弱いことを痛感し、そそくさと家路につく。
ところで、日曜がイブって、いいことなんかなー。