錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

みっとこさん(もしもし)のブログより。

錦鯉タッタ「POTS-2」をみた
こういう芝居がたまに見られるので、関東に引っ越ししてきて良かったなー!と、久々に思う。
とても面白かった!
見る前、頭が痛くて具合が悪かったのでどうしようか迷っていたけど、見に行って良かった〜。
一番気に入ったシーンはかずみさんのキラキラ傘のシーン。
そのあとの「マシーンになりたい」への繋がりとかが、良かったです!
ハムレットマシーンの台詞なのかなあ?)
女中の女の子ふたりが良かったです。今回はそのお二人が目立った、という印象です。(前回はその逆で健太さんとすみれさんが良かったと思う。)
作品的にも前回より、面白かったと思いました。見方が最初から分かっているので入りやすかったのかな?

前回と3ヶ月しかたってないで公演だったけれども、どちらも面白かったです。
ただどちらも長い!と感じたことは確か。後半のエンディングが見えてから、が長い。ような気がする。
前回の「POTS」と今回の「POTS−2」を一緒に見ると同じ公演として見えたので、ひとつの公演をうつためのひとつの「ネタ」に対して「2公演分・4時間」という感じがして長い感じがする。公演を1回にして、時間も2時間を切るくらい濃密であったなら…と贅沢を言ってみたり…。
役者さんは、みんな声がいい!キレイに出ていて聞きやすくて!声がうまく出せないわたしとしては、学ぶことが多いなーとほほ(学んだところで出来ないんだけど…)
演出は、欠点をかくすのではなく、いいところを伸ばす、そんな感じで役者さんは全員魅力的に見せていたと思います!そして初めてみた「役者・山田さん」!「変」で面白かった!
山田さんは、雰囲気というか…「どくんご」って感じが!動き方とか、異質感とか、声の出し方の感じが…、時折さんに似ている?かな?と。山田さんが出たことで、他の役者と山田さんの違いが分かったかも。山田さん意外の役者さんはものすごく真面目っ。見ている方も緊張して真面目になるので、2時間ちかくになるとこちらの集中力が持たなくなる。(見ている方の問題もあるだろうけど)だから長く感じるのだろうか?
ゆるゆるしながらも緊張感のある空間をつくるのって難しい…蜂蜜劇場のようにゆるみっぱなしだと緊張感のあるシーンが欲しくなるし…。
どくんごの、「親しみのあるキャラクター」で近くに寄ってきながら、突き放すような「緊張感のあるシーン」、っていうのはやっぱ理想なのかなあ?