錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

稽古で不機嫌になる。終わりまで話すこともできない。そんなもんだ。

一昨日20日(日)に続き、今日も通した。


一昨日は音響担当の今野くんが来てくれたこともあり、かなりちゃんと見れた。たいてい、音と明かりの操作をしながらノート片手に舞台を見ながら(下を見ないで)メモしまくっているような状態だから。


ま、それは俺の話。
芝居もだいぶこなれてきた、というか、深みが出てきた。そのために稽古してるわけなんだけど、いままでの通しでいちばん深い感じ。先週に続いて(音響操作しながらだけど)見た今野くんもだいぶ「ふむふむ」といった風だった。そんなこんなで(だから?)飲んだ。話も進む。よりワイルドな方向にもいく。で、終電を逃す。あー。
勉強しろよ、、、。
ま、たまには(たまにか?)いい。


で、今日。
最初のころしばらくはいい。タイト過ぎる、しっかりし過ぎてる、、、ところはあるけど、ところどころ、かなりいい。
で、中盤からなぜか(理由はそれなりにわかっているけど)グダグタ。あー。このぐらいにもなれる(なってしまう)のね、、、。最後はホントにグダグタ。
で、俺はめちゃめちゃ不機嫌。
今野くんは「それほどでもない」「やっとわかってきた」とか言ってるから、実際はそれほどでもないんだろうけど、俺からしたら、ダメ。


いつも通しのあと1時間くらい喋る。それも早口で。尋常でない。
今日はキツイこと言いっぱなし。
もちろん不機嫌になる奴もいれば、集中してない奴もいる。なにしろ1時間高速しゃべりだから。
気を遣って「まあまあ」と言ってくれる人も出てくる。
でも、俺は収まらないし、「これは稽古なんだから、こんな日があってもいい、つか、しかたない。でも、二度と繰り返さず、さらなる展開をするために、、、」と、さらに喋りは熱を帯びる。


終電の時間になり(酒も飲まずに)、全員がいないと意味がないので、やめる。


こんな日もある。
これが稽古だ。


いつもノートに4〜6ページくらい、ノートを見ないで書き殴る。
字が読めないことも多々あるし、字の上に字を書いてることもある。
この方法は藤井青さんから学んだ。もっとも彼はこんなには書かないけど。


で、明日はパフォーマンスを見にいく。
MSAコレクションという舞台芸術フェスティバルの開幕だ。
明後日は「日本前衛演劇連合準備会」の会合。


実はこの日記、26日に書いている。
昨夜は止めながら流す稽古をした。
火曜よりはずいぶんいい感じになっていた。
ま、そんなもんだ。
ま、それは先の話。
まだ22日だもんね、、、。