錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

まともな役者は「スイッチの入れ方」を数種類知っている。

昨夜は部分的に稽古した。
火曜の稽古は荒れに荒れ、水木とやらなかったので、空気は微妙。
ま、それもいい。


その後、芝居の話はせずに(という変な前提で)飲む。
男だけで飲むと話の内容も変わってくるよね。
たぶん、女もそうなんだろう。
「女性論」というのを昔々やっていた俺からすると、どーなんだ、と思うけど、やはりそう。現実は現実。そのうえで変更すべきは変更すべき。現実逃避からは何も生まれない。


今夜は照明の方が稽古を見にきてくれての通し。
たった1人でも、ふだんいない人がいると役者は影響を受けるんだなー、と再確認。
それもよし。
ただ、深めていかないとなー。


役者はモチベーションによるところが大きいもんだとホント思う。
そうだよな。アスリートもそうだし。
微細なものだ。
大胆にかつ繊細でなければ、まともなものにはならない。頭に乗らないといけないし、頭に乗ってるだけじゃだめ。ま、そんなもんだ。


「これをやるとだいじょうぶ」みたいな(動作でもセリフ回しでも、まじないでも)ものを獲得することが必要なんだよな。まともな役者は「スイッチの入れ方」を数種類知っている。というか、体感している。それが経験だろうし、経験なんて、それ以外にはなんの価値もない、とつくづく思う。


さあ、明日からまたきばろう。
人もたくさん呼ぼう。