錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

錦鯉タッタ公演#06「安穏。」公演中!!!(神楽坂ディプラッツ)

くわしい「公演情報」はこの下を参照ください。


6日の欄にすでに書き込んでいるため、いまは6日なんだけど7日の欄に書きます。
本日初日!!!


昼と夜、あります。
お待ちしてます!!!


なんかとても変な(パカらしい)夢を見たんだけど、起きた瞬間に実務的なことを考えたせいで忘れてしまった。で、バカらしかった、、、という記憶だけが残っている。アホな話だけど、忘れてしまったのが悲しい。こんな日にこんな夢見るなんて、なんかいい感じだったのになー。


さ、劇場に行こっ。
そうだ、サービスで(?)以下に、劇場で配る文章を載せちゃおっと。

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錦鯉タッタ公演#6
「安穏。加害者と夫、その妻とその意志」

2008/5/6、1430、1830
2008/5/7、1930
神楽坂ディプラッツ

出  演・岩崎健太
     平川嘉洋
     藤島かずみ
構成演出・山田 零

照  明・三枝 淳
楽曲提供・小間慶大
舞台顧問・大場吉晃
音響顧問・今野洋平
助 太 刀・小川隆宏、花上直人
受  付・麻生悠里、南波トモコ、原 陽子
協  力・新小岩劇場

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つい先日、知人が他界した。その葬儀で本物の棺を見た。
中にいたのはまだまだ若い人だった。

ご覧の通り、ここにも棺がある。
稽古場でこれを見た人が「縁起でもねえ」「嘘でも入りたくないな」と言っていた。
まともな反応だと思う。まだ、訃報を聞く前の話。

想像力ってなんだろう。
芝居ってなんだろう。
おそらくそれは、考えているよりもずっと深く、おそろしいことなんだと思う。

今回のMSAコレクションというフェスティバルは、参加する9団体と実行委員で5カ月にわたって討議を積み重ねてきた。「なぜ舞台に立つのか」という事をネタにして。
われわれはそこでグズグズと話し、稽古場でもさらにグズグズと話をしてきた。せっかくフェスに参加するんだからそれが影響しないものをつくるのは損だし参加した意味がない、ということと同時に、そんなにカンタンに変われるくらいならば苦労はないし、そもそもそんなカンタンにやってきたわけじゃない、ということもあった。
で、今日に至っている。さて、どんなもんだろう。

「幸福のイメージには解放のイメージが固く結びついている」とベンヤミンは言った。
なんで芝居をやるんだ?と思うとき、幸福の話は切っても切り離せない。
何が幸福なんだ、という問いは永遠に終わることがないけれど、幸福ということをとても切実に、いま思う。

終演後、よければ受付で住所とお名前を書いていってくださいませ。
今年はもうやらないかもしれないけれど、今度の案内を送らせていただくので。
みなさまに幸あれ、と強く祈ります。

(山田)