錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

今回の芝居のきっかけ。そして、『ベルカ、吠えないのか?』

7月のタグタスの高円寺での公演(総合プロジェクト)が終わったころ、それまで数か月「封印」していた読書を再開。安価に乱読しようとして、図書館へ。知人が「古川日出男」を読んでいたのを思い出し、「ふ」のコーナーへ。そして、つい隣にあった「船戸与一」のコーナーが目にとまる。かつて『蝦夷地別件』などでよい思いをしていたので、ひさしぶりにいろいろ手にとっていると、そこに『満州国演義』があった。一気に1巻から5巻まで読んだ。


それが、今回の公演のきっかけ。
それから、付焼刃的に乱読しまくった。
まさに乱読、中毒。


ちなみに、そのとき図書館に行った最初の目的である古川日出男もかなり読んだ。
なかでも『ベルカ、吠えないのか?』はいい。


そして、なんだ底ではつながってるじゃねえか、と、そのうち気づくことになる。
満州」ものの乱読はいまも続いている。
まさにひっきりなし、とめどなし、の状態。


そんなこんなで、あ、もう明後日が初日じゃねえか、と。
あれからもう半年も経ってしまったんだな、と。