夢がみれない数日、グツグツ煮込む芝居。時間感覚の喪失。
夢を見るのが好きになって数年。
もちろん未来の夢でなく、寝て見る夢。
ただ、枕(寝る場所?)が変わると見れないこともある。
最近、照明機材を搬入したので、新小岩zazaで寝ることもたびたび。
そうすると見れなくて、悲しい。
zazaは劇場ではないので、調光卓・灯体を持ち込み、セットし、コードをいちいち這わせるスタイル。つまり、テントと同じ。まあ、部屋の中だし、テントよりかと数段ラクチンなにんだけど、ふつうの劇場と比べると、格段に大変。
そこで「照明ド素人」の私が作業する。
まあ、テントではいつもそうだった。
最近は半プロ化している方も多いけど。
門前の小僧習わぬ経を、、、ではないけけれど、うろうろとやってるうちに網膜に張り付いているらしいものが浮かび出て、らしきことができてくる。ボーッとだけど、他人がやってる作業を見てるもんだな、と。誰が師匠なんだと、やや思案。
ふつうの劇場ならば、明日辺りから「小屋入り」して、仕込み、わたわたとゲネプロをやる時期。かなり前からゆるゆると仕込み、ぐつぐつと稽古をするわれわれのスタイルを改めて、思い起こす。
「小屋入り」すると、緊張するし、気分も変わるし、エイヤっというノリになるけれど、あと2日で、ほかではありえない「ぐつぐつ」を煮込んでやろうと思う。
しかし、ずっとzazaにいると、冷たい雨が降っても、外で雪が降っても、気づかない。
曜日の感覚もなくなるし、時間が止まっているような、、、。