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劇団・錦鯉タッタ / NISHIKIGOI TATTA / No.09
クチバシに腐肉
―― マヌエル・プイグから考える / thinking from Manuel Puig ――
2015年
1月10日(土)1900
1月11日(日)1400、1900
1月12日(祝)1600
於・新小岩zaza(江戸川区中央1-1-5, 町工場・2F)
料金・2000円(当日2500円)
予約・nishikigoi.tatta@gmail.com , 090-4413-1227
(錦鯉タッタ・Twitter、https://twitter.com/nishikigoitatta)
(錦鯉タッタ・Facebook、https://www.facebook.com/nishikigoitatta)
(錦鯉Rが演劇から考える、http://d.hatena.ne.jp/zeroyama/)
出演
岩崎健太 iwasaki kenta
山田 零 yamada rei
花上直人 hanaue naoto
藤島かずみ fujishima kazumi
朝倉コロ asakura koro(演奏 and )
構成演出 山田 零
音 響 村重勇史
照 明 今野洋平(from カフェ男の夢)
美 術 山村構造
宣伝美術 村重勇史
監 査 小川隆宏
審 査 藤島かずみ
監 修 藤井 青
協 力 新小岩zaza
電気回路研究会
TAGTAS(トランス-アヴァンギャルド・シアター・アソシエーション)
上演のベースはアルゼンチンの作家マヌエル・プイグの、
『このページを読む者に永遠の呪いあれ』。
そこから考える。
舞台は 1977-78 、冬のニューヨーク。
アルゼンチンから護送された記憶障害らしき74歳、病気の老人と、
仕事に挫折し離婚、無為に過ごしつつある36歳アメリカ男の、話。
正直でありたいと思いつつ、そうありえない男たちは、
昼の間、散歩をし、会話めいたことをし、
もちろん夜中には、幾多の夢/悪夢を見る。
善良なる人々のなかに「悪」は潜む。
クチバシに腐肉をぶら下げている者=権力を志向する人間を敵視する男たちは、
当然のことながら=愚かにも、自らを権力から除外視する。
公園にはさまざまな人々がいるというのに。
原作は、家族・精神分析・恋愛・セックス・政治・労働運動・宗教・社会的成功、など、
さまざまなテーマをめぐって展開=お喋り=考察される、長い長い物語。
それを極端に割愛して、押し広げ、2015年初頭の新小岩に集約させる。
現在の日本における「悪」と「自己満足」、他人を貶める心性について、ドリルのように。
正月明けというトンチンカンな時期ですが、万難を排して、
東京の東の果て・新小岩、さらにそこから徒歩20分強の、
京葉道路ヨコにある zaza に、、集結を、、、。