錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

稽古の1日。(叛通信を覗き、錦鯉のをやり。)、、、敗北だー。

思い出した、、、。
きのうの引っ越し作業した2人は(おそらく)これを見ている唯一の2人なんだった。
(「唯一の2人」って言い方が変だけど、、、。)
で、ドライブ中に、いろいろ感想めいたことを聞かされる。
ありがたいもけど、すでに覚えてないことも多い。
殴り書きしている証拠だね、、、。


さて、12日。
きのうの酒のせいで(フトンでなく、下の固いところで寝たし)身体はうだうだ。
風呂も含め、気分転換に少し走りに行くか、、、とも思うが、ダメ。
頭だけ少し動かし、少しだけ考えていた「ネタ」や音源を探す。
メイク道具や照明器具や衣装めいたものを出す。
音楽を聴いて、イメージを作り出そうとする。
、、、うまくいかん。


錦鯉の(今年の初稽古だったのに、、、ううっ)稽古の前に、叛通信の稽古を少しだけ覗かせてもらうことにする。1時間ほど。錦のMさんと。
叛通信のみなさん、ありがとう。
がむばってますねー。
がむばってー。


雰囲気いいし、笑いに満ちているし、ただ「くったくがなく」見えた。
やっぱり年が若いから?
年代が21世紀だから?
実は、俺がかかわった90年代中ごろも89年ころと比べると「くったくがなかった」かもしれない。
ま、まだまだ稽古の途中だし、たのしみにしよー。


で、俺にとっては本編の錦鯉の稽古。
荷物をとりに戻り、(途中でオキニイリだった黒ニット帽を落としながら)稽古場にたどりつく。
最高で6人、最低で3人のはずだった参加数は結局3。
ま、それは悪くない。
ただ、悪かったのは俺の態度。
、、、端的に「集中」が足りない。
Mさんは30分ほど、ややブレはあるけれど、集中してた。
そのあと、俺がやる前に20分ほどMさんについて話す。
本人から、そして、周りから。
初回としては「よし」だと本人も思っているようだし、俺もそう思った。
ま、まだまだイケルことは言うまでもないけれど。
ただ、カケラとして、はじめの黙っていて動かない5分ほどはけっこうよかった。
本番としてあれやられたら「見ていられない」だけれど(もうちょっと見せるくふうしろよ、だけど)、稽古としてはなかなか、悪くない。
もともと背が大きいこともあるし、「この人、怪優になれる素質あるかも」と思った。
本人は「いい人」だしある種のスタイリッシュな演技をするし、怪優になることなんてちっとも望んでいないかもしれないけれど。(つーより、考えたことさえない感じだけど、、、。)
新たな発見。


で、俺はダメダメ。
「ダメ」としかいいようがないから、これ以上いうこともないけれど、いちお振り返っておこう。
こないだ(横浜)の衣装を着て、髪型も同じく。
「偶然の音楽」をやる、と決めていて、どうするか決めていなかった。結局、朝からボーッと考えて、稽古の本番直前に291ページからスタートすることにした。
ナッシュがコンパニオンの娘に歌をうたい、ともに踊り、ファックをしたあと、「もうお芝居は終わりだ」と冷たく口を切り、ジャックのこと、これまでの自分たちのことについて延々と訴えるところ。おそらくそれは狂人的にならざるをえないし(小説ではそこははしょってある)、そこでさまざまな人格が取り憑いたように延々としゃべる、、、みたいなのをやるつもりだった。
踊りとファックの代わりとして、馬のマスクをかぶり「銭形平次」を激しく歌い踊り、マスクを投げ捨てて、「もうお芝居は終わりだ」から始めるつもりだった。
ところが、「もうお芝居は終わりだ」がとうしてもうまく(つーか納得して)言えない。
一度、やり直させてもらい、再チャレンジするもダメ。
、、、というところでアキラメテ、やめた。
、、、敗北としかいえん。


身体のもっていきかたにしても、事前のイメージづくりにしても、「もうお芝居は終わりだ」をどう言うか、という些末だけれど大切なことのチェックのあまさ(練習してないし、、、)にしても、今年最初の稽古なんだからどこまでネバルか、という心構えにしても、何から何までダメ。


ここで、こんなこと書くのも言い訳にしかならないから、これでヤメ。
再来週またやることにしたので、同じネタで再チャレンジすることにしよう。
今度は30分はやる。(つーか、このネタならば1時間はやれよっ、て感じ。)


3人から「今日は行けぬ、残念ゴメン」メールがあったので、3人で飲み屋へ。
FKさんは最初から「稽古しない宣言」をしていて、今度も「しない」としていた。
なにしろスカートだったし。
飲み屋で「ストアハウス」と「OM2」の公演が近いよ、とか、いろいろしゃべりつつ、終わる。
あ、そうそう、2人は最近カラオケがいい、そうだ。
Mさんは1人でカラオケボックスに行き、稽古をするという。で、最近は稽古だけでなく、歌ってたりするそうだ。
(たしかに昼料金ならば安いもんなー。)