錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

見舞い、稽古、稽古後、、、。

面会時間が始まる午後1時に病院に行く。
だいぶ復活している。昨日は親戚や近所の友人などなど、けっこう見舞客が来たらしい。
ところが日曜の今日は来ない。彼も元気になりつつあるようで(屋上にあがった、とも言っていたし)かなり「暇」な感じ。日頃やっているらしい手品などを同室の人に披露したりしている。
3時過ぎに「退院後の説明」を資料付きで看護士から受ける。たまたまいた俺も同席する。まあ、まだ10日は先の話らしいが。酒のことを熱心に聞いているのがおかしい。
手術前の説明では医者から「体重が(もともと重かったし)15キロくらい減る」と言われていたのが、まだ3キロ強ほどしか減っていないのが不満らしい。たしかに、減っているのは言われないとわからない、かも。「ここの患者でいちばん私が重い」などと看護婦さんに(なんのため?)喋っている。
明日、検査して、パスすれば、水を飲み、それも問題なければ、明後日くらいから「ものを食う」という段取りらしい。んー、やっぱ先は長いのね、、、。


病院をあとにして稽古場へ。
「人生劇場」を覚悟していたらしい健太もとりあえず何も言わず、俺も「稽古終了までは口を開かん」というノリだったのもあり、淡々と稽古は進む。


ま、よくあることといえばよくあることだけど、今日の稽古は充実していた。(状況が緊迫しているときは集中力が増すみたいな、、。)


参加者は4人。(これもまた調子が悪く「まともな」検査をしたりしているらしいSさんは別の稽古に参加してたみたい。)
稽古場は「気が移る」場所というのは、稽古をしたことがある人には容易にわかるはず。
最初の人間がかなり気の入ったものをやっていたこともあり(小道具なんかもかなり持ち込んでいたし)、2番目にやった人間もかなりの力作、というより力業(ちからわざ)。まあ、2人とも、かなりの道具準備をしていたから、まともなことをやったのも妥当なところだけど。
3番目と4番目はある種の「いきおい」稽古。だけど、最初の2人の「気・質」が移った、というか、なかなか集中したものとなりました。
こういうことがあると(こういう日があると)自主稽古はあなどれん、とつくづく思う。(来週、ヘタレナイことを強く希望する、自分に対しても、もちろん。)


場所を移して、話す。
藤井さんたちも稽古あとらしく、店はそれなりに賑わっている。
今日は「人生劇場」はやめておこう、と「稽古の話に限って、ちゃちゃっと終わりにして、合流して飲もう」などと宣言してはじめるものの、稽古が充実していたためか、発言はとまらず、かなり長時間にわたって話す。ま、いっか、、、。
かつ、下では「人生劇場」の噂がなぜか広まっていたらしく(参ったね)そのためだけではないだろうけれど、場は変に盛り上がっている。稽古を最初にやった彼女はかなりできあがっているし、(別の)稽古あがりのIさんもかなりハイテンションでした(いったん帰ると言って戻ってくるし)。
プラス、その後の深夜、「人生劇場」が開かれようとしたけど、結局開かれず、、、。
あー、いい年して人に迷惑かけてばっかだなー。