錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

フィジカルシアターフェスティバルのワークショップ。

劇場ストアハウスで開催されている「フィジカルシアターフェスティバル」に行く。
今夜はワークショップ。
そんいうものに興味がないわけではないんだけど、ついついなんか足が遠のいてしまうことが多く、ワークショップ経験にとぼしい私。だから、それほど言えることは多くない。


ただ、けっこうオモシロイし、けれどそれ以上にムツカシイなー、というのが第一の感想。
まず、自己紹介を兼ねたゲーム的なもの。(こういうのはよくある。これ、世界的なんだろか、、、。)
続いて、日本からの「アリカ」による「歩き」のレッスン。ゆっくり歩く、通り過ぎる、後ろを振り返る、、、というもの。これ、20人くらいでいっぺんにやったから見てたほうが興味深かったんじゃないかな。やってると(歩いてると)どうしても集中せざるをえないし、そうすると(身体が触れないように、とかの意識はするし、目に入るものは一応目に映るけど)他人は見えない。とくに細部は。多くの人の歩くところを見ると、気付くこと(思うことは)たくさんあるだろうなー、と思う。ま、やるのもいい経験なんだけど、、、。


続いて、日本から「マキガミテアトリックス」のボイストレーニング
さすがに巻上さんはいろんな意味で達者。でも驚いたのは、みなさん、上手にこなしてること。あんまりうまくできない自分がいたもんだから、けっこう焦った。俺、息が浅いし、声も変だからなー。俺ができないだけで、けっこうみなさんできるもんなんですね、、、というせせこましい感想。ま、上演に向けては「そこから」が勝負なんだろうけど。でもこれ、子どもも喜びそー。


続いて、インドネシアのグループによる「インドネシア歩き・動きの基本」講座。
小鳥、鹿、牛、海草、、、といろんなものがイメージ対象として出てくる。でも、文化の差だ。鹿? ま、牛はわかるけど、それほど(肉を除いて)なじみはないし、鹿はなおさら、、、。
ま、こんなのがいいほわけだけど。太極拳的な動きも出てくる。腰を下げて、がにまた気味に、、、。インドネシアも広いし、島国だし、散らばってるし、宗教とか言語もちがってるみたいだし。さくねんのワークショップは参加しなかったけど、さくねん見たインドネシアグループとはかなりイメージがちがう。ま、そんなもんだね、日本だってそうなんだから、、、。


最後に、韓国のグループ。
美術(絵)と動きを融合させて、、、という試み。スクリーンに紙が映される。白紙。それに、描き手が絵・線を書いていく。それに対応して、スクリーンの前の人間が動く、というもの。4人の人間が参加。つまり、2度繰り返された。
ふうむ。なんとも言えない。ま、明日、このグループの上演を観るので、それで納得することもあるのただろう、、、。


半分は「われわれの上演のための営業」で来てるんだけど、こういうのに参加するのもたのしい。
あとの話も。
やることが山積みされているし、かなり余裕のない状態なので、それはつらいんだけど、、、。