錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

2日め。「いい芝居」とはなんだろう、、、。

さて、2日めを振り返る。


朝、起きるといい天気。
近所(新小岩駅の北側)にある「東京天然温泉・古代の湯」に行くことにする。
新小岩駅まで戻り、そこから無料の送迎バスが出ているので乗る。で、5分。
945に着くと、はじまりは10時からとのこと。で、待つ。
泊まりで「今日も見ようかな」という劇団どくんごのけんさんとともに3人で。
役者ならばずいぶんノリがちがうはずだけど、すっかりのんびり。
いろいろと風呂場で話し、ビールを飲み(これも役者ならやらないかなー)、また風呂に入り、、、集合時間にまにあうように1時に出る。
ここ、割引券がないと2500円だから、もっといたいところなんだけど、しかたがない。(仮眠場もあるんだけど、さすがにそこには入らなかった。)


劇場に戻り、昨日と同じ時程で進める。
さて、どんな2日めになるだろう。


驚いたのは「芝居は日曜の夜は流行らない」ということ。劇評家の人と話すときに「日曜の夜がいちばん身体を空けられる」と言われ、そんなもんか、と思ったことがあったけど、、、ふむ。
昨夜よりはだいぶ客が薄い。
そのせいか、はたまた別のせいか、芝居が固い。ていねいにやろうとしているというか、無難にやろうとしているというか、役者たちとしては意識の外なのかもしれないけれど、劇場の空気がちがう。
大劇場ではありえない「空気」の問題がこういうところでは起こる。
むー、と思いながら見ていると、中盤から集中してくる。なんというか、ストイックなというか、はじめて見たとしたらあまり感想のいいにくい(隙間の少ない)芝居になっていた。
ラストでは、俺的には「ある意味、驚いてしまう」状態、いままででもっともシンプルで集中していたよい状態になってはいたんだけど、、、これって、ホントにいーのかー?というのが正直な感想。


打ち上げに残った客も少なく、親しい知人たちが残り、車で来ていた人も多く、1時間ほどで(明日もあるし、と)みなさん帰っていく。それでも「いい芝居じゃないか」と数人から言われ、むむむ、今日のは確かにいい芝居なんだけど、いい芝居をしたくてこんなにグダグダ稽古をしてるわけじゃない、、、と、少々複雑。でも、その感想は今夜に関しては俺も同意。


なんやかんやでいい時間になっていたこともあり、片付け(ゴミ出し)のこともあるし、泊まる。
でも、やはりとことん疲れていたんだろう、つくった焼酎のお湯割りを前にして、早々とダウン。
役者で出ていなくともこんなんなのだから、役者はとことん疲れているんだろうなー。
、、、というふうに2日めの夜も更けていきました、、、。