錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

Tさんの一行レビューを転載させていただきます。

2度も見てくれて、レビューも感謝。
(やっぱ、楽がよかったし、あと、われわれのって2度見るとうれしいタイプの芝居なんだよな、、、。)
さて、引用は以下。


11/04-05,11/11-12『Pots(ぽっつ)〜Pile on the stones』(錦鯉タッタ)@新小岩新小岩劇場」。
★★★  11/06 《女中たち》のクレール、ソランジュの場面に《偶然の音楽》のジムとポッツィが借金のカタに石積みさせられる場面を強引に接合。宇都宮特産の大谷石のブロックを本当に積み上げながら、歌い踊り叫びつつすすむ演劇。主題は何となくわかるが、まだ迫ってこない。アングラ系にしてはピチピチの女子たちがりりしくがむばっているのは特記事項。


11/04-05,11/11-12『Pots〜Pile on the stones』(錦鯉タッタ)@新小岩新小岩劇場」。※「小松川境川親水公園」向かい。
★★★★ 11/13 再見。今度は鍵がわかる。《互いの世界を批評しあう二つの作品の登場人物たち》とでもいうべき作品。唐劇等で使われる手法と違うのは、元の作品の設定自体は変えていない点か。批評的な読みとポイントの選択が成功していると思う。途中まで積まれた石のブロックの上に立っての役者たちそれぞれのソロもナンセンスな様でいて何かを感じさせる。紺野寿美礼さんの叫ぶ口の中がよいです。大注目作。