錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

日曜は稽古の日。「充実」? 夕方からもハード。深夜まで。

日曜は稽古の日。


最初は声出しを兼ねた「読み」から。
なんにしよう、と考えて、少し前に「やろうかな」と思い、手に入れていたブレヒトの教育劇「処置」を読む。たしか、これをはじめて読んだのは18のとき。当時の雑誌「新劇」に掲載されていたものを使って、初見で4人で声を出して読んだ記憶がある。あー、はるか昔。
そのときは2人がすでに読んだことがあったから、それなりにスムーズにいったけど、今回は俺が知ってるだけ。あとの3人はまったく知らない。だからかなりとまどったみたい。スタイル的に。内容的な文句?が出なかったのは不思議。
終わると、「あんま声出しにならなかったなー」などと言われつつ、時間がないのも含めて、感想などもお互い語らずに、自主稽古へ。少しだけ感想を聞きたかったんだけどなー。ま、いい。


続いて、ひとりによる自主稽古を2つ。(詳細は秘密。)
ふうむふむふむ、と思う。まだ2回めだけど、もう2回めなんだからなー、と、とりあえずの感想。


続いて、からみ稽古。
先週、とにかくしゃべってもらった(質問して答えてもらった)設定に基づいて、2つ。
数日前に、しゃべられたものを文章化したんだけど、文字になって見せられると、しゃべった(聞いた)ときときちがう意味が付与されることがわかる。それはしゃべった当人のほうが大きいかもしれない。「あれ、こんなこと、しゃべったっけ?」みたいなノリ。聞き書き的なことはけっこう好きで、数回やったことがあったんだけど、やはり興味深い。多少、精神療法みたいなところがあるから気をつけないといけないけど、ずるずると無意識が表出されてくるのがありありとわかる。でも、療法じゃないし、そこを判断しないことが大切。ましてや稽古のためだから、具体的に対処しないといけない。
で、設定はうまくいったんだけど、実際は、、、うまくいかない。
はっきりいって、まったくうまくいかない。
まあ、それは「予想していた」んだけど。こんなの、うまくいくはずない、と。
でも、それを体感するのが大切だと思ってたから、ま、今日はいい。
これについては「改めてコメントさせてもらう」として、散会。


ひとりは「水族館劇場」を見にいく予定だったから。
俺のほうは「日本前衛舞台芸術者協会」設立準備会というのに出席するため。
きのう見た芝居が(俺にとっては)いまひとつだったから、水族館でうさばらしを、、、とも思ったけれど、かなわず。(うさばらしになったかどうかはわかんないけど。)


「日本前衛舞台芸術者協会」設立準備会については、また後日。
先月に引き続いた懸案的状態だったので、でないわけにはいかぬ、、、というノリ。
少人数で4時間ほど話し、さらに飲み屋で3時まで話す、という大枠のみ今日は記載。
かなりいろいろなことを話したし、悪くなかったけど、疲れた。
まあ、たのしいことは楽じゃないってことは前から重々承知していることだ。