錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

錦鯉タッタ#6「安穏。加害者と夫、その妻とその意志」への案内文。

5月6日7日に公演予定の錦鯉タッタ#6
「安穏。加害者と夫、その妻とその意志」については5月8日の日記を参照ください。


「安穏。加害者と夫、その妻とその意志」のための案内文として書いたものを以下に転載します。

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ようやく春めいてまいりました。
というより、いつのまにか桜も散ってしまいました。あー。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
劇団「錦鯉タッタ」の公演案内をさせていただきます。


チラシ、ちょっと変なものになってます。上貼りされてます。
日暮里に新しくオープンすることになった劇場「d倉庫」に突然役所から不許可が下りたためです。なんと理不尽な、、、。なんて、、、。
上から貼られた「5月6日と7日」が上演日となります。
場所も「神楽坂ディプラッツ」。お間違いなきよう。


日取りも当初は土日公演の予定でしたが、GWの最後の日とGW明けの最初の日。
つまり、祝日である5日・こどもの日に仕込みをしていて、、なんという日程、、、。
みなさま、いろいろとお忙しいことと思いますが、ぜひぜひ足をお運びくださいませ。


同封のチラシにあるように、今回はMSAというフェスティバルに参加しています。
MSAはメンタリー・ショッキング・アーツの略。民衆演劇こそ(人間が元気になりうる要素を持つ演劇こそが)前衛だ!と自負してきたわれわれが、環境のちがうところで、最近拠点としてきた新小岩劇場を離れて、少々ふんばってみようかな、と。


フェスには9つの団体と個人が参加しています。
昨年の11月くらいから断続的に「なぜ舞台に立つのか」ということをキーとして、ミーティングをしています。先月は各々30分ほどの「試演会」もしました。試演会からいままでは週1くらいのペースで会合を持っています。(くわしくは書けないんですが)そこは荒れまくっておりまして、怒号が入り交じっているほどです。怒鳴っているのは主にわれわれなんですが、、、。ま、多くの鬱屈と少なくない悲嘆と少しばかりの希望とほんのちょっとの喜びを経て、会合は進んでいます。楽しいことは楽じゃない、っと。
この経緯がどのていど芝居の中身につながるのか、それはわからないんですが、この過程のなかで労働事故を起こし怪我をした役者を含め、あと1カ月、「まともな芝居」に向けて稽古にいそしもうとしています。


なんの話やら、、、と思う方もたくさんいらっしゃるかもしれません。
まあ、しっかりとした芝居をつくるので、ぜひぜひ見にきてください、いろいろと苦闘していますが、、、ということです。少しばかり「フェスなので客席がさみしいと格好がつかない」ということもありますが、、、。


まだわからないんですが、今年の錦鯉タッタの行動はこれだけになるかもしれません。
その点でもお見逃しなきよう。
フェスには花上直人さんも参加しています。5月21日。こちらもお見逃しなきよう。
それではみなさま、ご来場を心よりお待ちしております。みなさまに幸あれ!