錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

ひさびさに上演を観る。あらずじ・仕掛け、で、カールおじさん。

週の頭にプロトシアターで「DAM」を、今日は日暮里のサニーホールで「OM2」を観た。表現の類を観るのは実に久しぶり。確か、3カ月ぶり。ただ、映画は何本か観たと思う。
生(ライブ)で、知った顔に会うような場は久しぶりだから、やはりといおうか、恥ずかしながらといおうか、かなり緊張する。連絡を断っていた人とも数人と会うことができた。


両日とも終演後に、数人の人とかなりつめた話をした。上演について。きわどい話も多かったけど、有意義な時間だったと思う。こちら側のノリが初日前でキレキレのためか、話はこわいくらいに弾む。ヤバイ話も含まれていたし。


ところで、数回見た映画のなかに「カールおじさんと空飛ぶ家」がある。
よい映画だった。
観る直前まで存在さえ知らなくて、直前に「あらすじ」を教えてもらった。で、見たら、そのあらすじのまんまだった。しかし、深い。とてつもなく、深い。
よい映画だった。


ところで、今度の土曜が初日であるわれわれ、錦鯉タッタの芝居もかなり単純である。あらすじをいおうと思えば、かなりカンタンにいえる。ある「仕掛け」があって、それは見た人だけのお楽しみ、、、ということになっているので、公開していないんだけど、最近「言っちゃってもいいんじゃないかなあ。それで浅くなっちゃうようなものなら、その程度のものだってことだし」と思うようになってきた。ただ、とりあえず、初日までは秘密にしておくことにする。劇団として約束したことだし。来週になったら、気が変わるかもしれないけど。


腹をくくって、やるべきことと信ずることをやることしか、、、笑い、泣き、悩み、選択し、苦闘し、責任をとり、、、そんなふうにして舞台(世界)に立つこと以外、胸にせまるものなんてないんだ、、、と、改めて思う。
少なくとも、カールおじさんはそうしていた。
あんな四角い顔で。