錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

劇団「錦鯉タッタ」公演情報!!!!

劇団「錦鯉タッタ」公演情報!!

 

4月27日28日に予定しており、緊急事態宣言のため中止になりました日暮里d倉庫での公演、新小岩ZAZA(江戸川区中央1-1-5、町工場2F)で上演することになりました。

 

「ペスト」あるいは、隔離病棟の我々

we are in isolation ward now.

 

6/12(土)14時、18時

6/13(日)14時、18時

開場は各々30分前

 

小屋入り2日前の24日未明に中止が決定。先が見えぬなか、初日に向けてメンバーそれぞれ爆進、ゆえにGWはそれぞれ多忙。24日に集まり協議するも定まらず、ただ前向きに上演を!と確認しあい、25日に予定通りの通し稽古を敢行。4月頭には90分かかっていた芝居が62分になっていた。(フェスの時間制限は60分以内だったからほぼ到達できていたことになる。)

 

しばらく頭を冷やすことにして、ブレイクをはさみ、GW明けに6月にザザで上演することで一致。ただ詳細は定まらず。フェスのため、オペは主催に委託していたので、オペを探してくるか、山田が役者から外れて新たな役者を迎えるか、両面で模索・迷走。(その過程のなかで有意義というか、有難い話もできました!)5/11までという緊急事態宣言もそれで済むのかという空気のなか「なんのためにザザがあるんだよ、連休中にザザでやれよ」という厳しくも温かい声もあり、けっこうハードな調整の末に6/12-13上演ということに。ここまでが経過説明。

 

めでたくも、かどうかはわからないけど、先日5/15にほぼ3週間ぶりのメンバー再会、前日の14日にはd倉庫から変わる舞台がらみのいろいろな変更作業を終える。1時間縛りもなくなったこともあり、少しだけ変更もして、3週間ぶりの通し稽古。3週間空いたにしては、なぜかまとも。

 

この3週間のあいだに、昨年秋から今回の出演依頼をしていた田中さんの逝去があった。死の間際に出演依頼をしていたことで人と揉めたりしたけれど、4月に田中さんと過ごした時間を考えると(最後は嵐の日で、背中に手を当てて、ふたりとも黙ってた、黙っていると彼の部屋ではいろいろな音が聞こえてきた、結局、出演交渉はしなかったんだよな、彼をメインとした台本を渡しただけで、結局3月にはそれを変更する形で現在のテキストに落ち着いたわけだけど)このまま上演を中止するわけにもいかなかった、個人的には。いつもながら、身勝手な自分だ。

 

身近なところで新型コロナの陽性者が出たり(もともと入院中だったので、会えてもいないらしいのだが)、立川の自衛隊基地の周りを走る反基地駅伝に参加したり、メンバーが参加するライブに顔を出したり、ひたすら人と話したり、、結局緊急事態宣言は考えもなく延長され、考えもなく「劇場でのお客さん半分公演」が可能になり、宣言は全国的に広がりつつあり、5月いっぱいの予定も早くも延長の噂が流れている。ただつまり我々としては、今回のフェスが直撃で根拠なく中止に追い込まれたという現実のみが残った。d倉庫での映像撮影のプランもあり、実際それをした参加団体もあったと聞くが、我々はメンバーの日程調整もあり、取りやめた。ザザでやると決めたということもある。さて、来月の12日13日の頃はどうなっているだろう、この状況は。ともあれ、自前で実施することもあり、これまで以上に稽古での衛生と、本番での配慮をしなければと思う。客席も作らねばだし、照明も吊るさねば。何人入れることができるかも客席を設定してから厳密には決めよう。上映時間は65分ほど。お客さんにはマスクをしてもらおう。

 

さて、詳細は(遅きに失した感もあるが)今日のうちにアップする予定。こんな状況下ですが、そして新小岩または船堀からバス、あるいは徒歩で25分というけっしてアクセスがよいとは言えぬザザではありますが、シャープで現在性に溢れた芝居をご用意いたします。お立ち合いいただけたらと。お待ちしております。