錦鯉タッタR(yamadarei)が演劇から考える

錦鯉タッタの山田零が、演劇から考えるブログ

最後の稽古、あいまいさをゼロに、ちょっとの差、と練習。

本番前稽古のラスト。
前日に稽古をやらない、というのも、、、だけど、しかたなし。


Nさんは今日でしばらく仕事を休むらしく、モードというか目つきが本番っぽかった。いろいろ動くことにしたみたいだし。
Hさんもいつもよりも険がある言い方してた瞬間もあったし。
いい感じ。


個人的には1カ所だけ、あいまいなところが残っていて、不満。
いろいろと試してみてるんだけど(Hさんをオンブしてみよう、とか)なかなかしっくりこない。
あのくらいの分量の芝居で役者をやる場合、濃度としてはほぼ完璧以上にしておかないと客はつらいだろうし、俺もつらい。
あいまいさをゼロにすることが次のステージへの突破口をつくる。
フリーランスを多く残すことは、広がりを残しているようでいて、ただ枠のなかをうごめいているだけの場合が多いんだと思う。
、、、あと「それなり」に確定したことである種のプラトーで落ちがついてしまうことにも注意。
精度を高め、正確に、システマチックに、、、というのは前提だけど、プラスというか、それを前提として、別の位相に行かないと、、、。
あと、ちょっとしたところで微妙に身体が揺れてしまう。
これもまずい。
身体に意識が集中すればするほど、微妙なブレに関しても感知できるようになってくる。
いいも悪いも、、、。
ちょっとの差、、、、これが勝負つーか、ポイント。


衣装の不足分を購入せねば。
髪の毛、なんとかせねば。


フィギィア、少し見る。
緊張と集中。
あたり前だけど、こういうのって芝居と共通するところがある。
ポイントうんぬんかんぬんは知らないけれど、グッとくるものはグッとくるし、「自信」とか「うれしさ」とか「不安」とかはひと目で誰が見てもわかる。
同じ技でもキレでまるで別物。
同じ人でも時によってキレはまるでちがう。
、、、そして、練習だけが自信を支える、というのもまったく同じ。